企画製作 その弐

先ほど、『企画で必要な人材』を紹介いたしましたが
企画者としてだけではなく、企画立ち上げる以外の作業が出来る事が何より重要になります。
良く見かけるのが、脚本&編集者を募集されている企画を良く目にしますが
まだ、シナリオ(脚本)に関しては文章力等の問題で依頼される方が多く見受けます。
脚本・編集作業は、出来る限り企画者が担当される方が信頼度・完成度は高いといえます。
編集者を募集されるのであれば、企画者は脚本を担当する。
脚本を募集するのであれば、編集は企画者が担当する。
企画を立ち上げるだけ立ち上げて、後は人任せ的なものは企画完成信用度が低いかと思います。
出来る限り、シナリオ・編集作業は企画者自身が担当するべきです。

また、出演者を募集する前にシナリオ完成度の表示は必要です。

進行状況の参考にどうぞ。TOPに表示することをオススメします。
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企画進行状況
   台本:■■■■■ 完成済み(100%)
   絵師:■■□□□ 作業中(30%)
   音声:□□□□□ 募集中(0%)
   編集:□□□□□ 待機中(0%)
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シナリオがまったく無い状態にも関わらず、出演者の募集をかけるのは無謀です。
シナリオが完成していないのに、どうしてスケジュールが組めるのでしょうか?
当たり前ですが、シナリオ無しでのスケジュールは組めませんよね。
企画完了時期が明確になったら募集を開始してください。
完成できていなくとも、シナリオが80%以上完成されてから
出演者を募集された方が良いでしょうが、企画完了時期は明確にしてください。
もちろん、募集時期もシナリオを完成させるために残りを書き上げましょう。
シナリオがある状態で、企画は進んでいくのですから
企画進行と共に台本を書くということは、企画完了時期がまったくの未定であるという事。
また、企画自体が長期作業になると言う事。
企画完了時期が未定の企画ほど、企画自体の製作予定に狂い
企画倒れになる恐れがあります。
それにより、出演者のスケジュール調整が取れない事等から迷惑がかかります。
また、出演者の降板などが目立ちます。


製作日記について

企画立ち上げと同時に、製作日記をつけているのは当たり前の事ですが
その製作日記の更新速度が遅いのは、出演者・視聴者の最大の不安要素です。
こまめに製作日記をつける(週一回)のは最低限、企画者としての義務です。
編集作業中であろうとも、必ず製作日記は書くべきです。
製作日記には、企画者の日常を書かなくても良いのです。
もし日常を書くのであれば、企画進行に関係する事のみ書きましょう。

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只今の編集作業は●●%です。

・メール受信
●●様
・メール返信
●●様
●●様

・拍手返信
沢山の拍手有難うございました。
本日までの拍手コメントはありません。

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ドラマ(話)を更新した時にだけ、製作日記を書くのは製作日記とは言いません。
状況などの報告、進行状況を伝える意味での製作日記なのですから
企画が動いている事を、お知らせする意味をこめて書きましょう。
企画進行は遅れないのが当たり前ですが、万が一企画進行が遅れた際は
遅れた理由、謝罪は必ず書くべきです。
出演者・協力者に締め切りを守れる事を条件としているのであれば
企画者自身決めた製作予定は、守るべきです
また、スタッフか頂いたメールの受信返信は、報告は必ず書くべきです。
メールを受け取ったかどうかは、本人にしかわかりません。